2003_11/24

今日は久しぶりに御岳へ、
ここに来るのは蟹虫を登って以来だから3年ぶりくらいになる、
悪天候にもかかわらず忍者返し周辺には大勢の人で賑わっていた。
この日は特に登るつもりもなかったのだが、
昔少しだけトライした蟹のトラバースから子供返しにつなげる課題を
やってみるといい感じだったので、少し攻めてみる事にした、
午前中はなんとかもっていた天気も午後から小雨が降り出し、
ボルダ−が濡れて登れなくなる寸前で登る事ができた、
思わぬ収穫に嬉しかった。
課題の内容は蟹のトラバースから忍者返しは全く登らずに真横に移動して子供返しを
シットスタートする感じになる、
トラバースから子供返しに入って来る辺りが核心だが、繋げてきてからのランジも悪い。
グレードは3段位に感じた。
それにしてもこの岩はホールドの変化が激しい、
3年前に比べるとさらに蟹のトラバースのホールドが大きくなっていた、
いまや蟹は初段〜2段位だろう、
岩質上仕方ないのかもしれないが、初登時と同じ状態で登れないのはちょっぴり残念ではある。
今日登った課題は(蟹返し)とでも言えば良いのだろうか、
すでに登られていたのかどうか解らないので、何か情報をお持ちの方は御一報を。





2003_11/22

11月7日から21日までの長い鳳来ツアーより帰ってきました、
今回のツアーは非常に思い出深いものになりました、
フランスからあの(アキラ)の初登者であるフレッドローランが来てくれたのと、
プロジェクトの完成により自己の限界グレードを押し上げれた事は
今年度においてとても大きな出来事だったと思います。
この新しい課題の名前は白道(びゃくどう)
グレードは一緒にトライしたフレッド曰く(ドリームタイム)8Cより難しいということもあり
5段〜6段を与えました、今後再登者の意見などでグレードは確定していくでしょう、
課題の内容は150°のルーフを約7メートル辿っていくもので手数は21手、
丁度中間部に一つだけ大きなホールドがあり二つのパートに分ける事ができます、
前半のパートはテクニカルな10手の4段、
後半はダイナミックなランジがある11手の4段で構成されています、
この課題に費やした日数は約13日間程でした。
この課題の他にもフレッドが初登した(アベック、ル、ボン)3段や(セル)1級、
(ラ、メー)初段、僕が初登した(艶)えん、2段〜3段、
葉隠れのバリエーション2段〜3段、等が加わって
鳳来はまた一つ魅力のあるエリアになったと思います。
次の僕の課題は(イド)のロングバージョンかな?
これも完成したら5段クラスになるはず、僕の鳳来通いはまだ当分続きそうです。



11月18日に鳳来で初登した(白道)びゃくどう、5段〜6段の写真です。


(白道)びゃくどう、5段〜6段


(白道)びゃくどう、5段〜6段


(白道)びゃくどう、5段〜6段


フレッドローラン初登の(セル)初段





2003_11/09

曇り空の中プロジェクトをトライすべくルーフに向かう、
今日のメンバーはおだーん、おざーん、そして僕の3人。
アップをすませてさっそくスタートから繋げにかかる、
最初のトライではやはりランジに失敗、
しかし思ったよりランジに入る手前でかなり力が温存されていることに気がついた。
レストをはさんで二回目、
ランジで失敗、今度は飛び先のホールドに指がかかった、
再びレストして三回目、
ランジで失敗するも飛び先のホールドを捕らえて振られて落ちてしまった、
気温が低くて指先の感覚がないせいか少し力み過ぎている、
そこでさっきよりもレストの感覚を短くして指先が少し暖まっている状態で5回目のトライ、
下部で僅かにパンプを感じながらランジに入る、止まった!
振られた足を必死に戻して最後のランジ、
指先が僅かにかかったが夜降った雨のせいでポケットの中が濡れていて指が吐き出されそうになる、
死ぬ気でこらえて終了点にランジ、あー危なかった。
結局この課題は四日間のトライで登れた、グレードは4段から5段のどこかだと思う、
これだけ大きなルーフは日本では非常に珍しいだろう、
ぜひトライしてほしい、課題名は(バチュラレット)とした。



11月9日に鳳来で初登した(バチュラレット) 4段〜5段


(バチュラレット)4段〜5段


(バチュラレット)4段〜5段


(バチュラレット)4段〜5段





2003_11/08

快晴。うーん気持ちいい、今日からキャンプ場近くのルーフにトライ、
このラインはすでに登られている初段か2段位の課題のバリエーションになる、
ルーフの大きさは150°7メートル。
手数は14手、上部にランジがあってそこが核心になっている、
この日はランジが一回でも成功すれば上出来、って感じでトライした。
こ課題にトライするのは今日で3日目なのだが、今日は以前よりもランジがいい感じだった、
この日は明日にそなえて軽めで終了、明日もいい天気だと良いのだけど…





2003_11/07

今日から20日まで鳳来入り、今回はキャンプ場近くのルーフと
イド(4段)のロングバージョンが主なプロジェクト。
体調はいいし岩場のコンディションがよければ可能性があるかも、
と、意気込んで入山したのだけど、
前日に降った雨と結露で岩場はひどい状態、
今回はるばる北海道から来てくれたおだーんに悪いなーと思いながら、
比較的コンディションの良かった(オーボ)のあるボルダーで登ることになった、
この日はタイさん夫妻と田中さん等の合計六人で岩場がにぎやかだった、
おだーんは(軍鶏)にトライ、いい課題だと言ってくれて嬉しかった、
僕はこの日はガイドに徹するつもりだったのだが、
(葉隠れ)二段の途中から右のカンテに抜けるラインを発見、
もろいスタンスに苦労したけどこの日に初登できた、
2段〜3段位か?この日はこれで終了、
真っ暗になってからテン場に戻って大宴会が始まるのでした。




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